パブリサイズを使用すると、新しい投稿を公開する際に、いくつかのソーシャルメディアネットワークにサイトの投稿を自動的に共有できます。セキュリティプランとコンプリートプランのユーザーは、公開済みのコンテンツを共有したり、投稿が特定の時間に共有されるように予約したりすることもできます。
一般的な機能とよくある質問については、情報ページをご覧ください。
パブリサイズの問題については、トラブルシューティングセクションをご覧ください。
以下の手順でパブリサイズを有効化します。
- サイトの WP 管理画面で、「Jetpack → 設定 → 共有」の順に移動します。
- トグルをクリックして「投稿をソーシャルネットワークに自動共有」を有効化します。

ソーシャルネットワークに連携する
次の手順に従って、サイトを任意のソーシャルネットワークプロフィールに連携できます。

- https://wordpress.com にログインし、ページ上部の「参加サイト」メニュー項目から、ソーシャルメディアアカウントと連携する Jetpack 連携サイトを選択します。注意: パブリサイズを管理するサイトを見つけるには、「サイト切り替え」をクリックする必要がある場合があります。
- 「ツール → マーケティング → 連携」の順に移動します。
- 連携するソーシャルネットワークの横にある「連携」をクリックします。
- そのソーシャルネットワークサイトにログインして連携を認証します。
グローバル連携
新しい連携を追加した後、その連携を「グローバル」にするオプションがあります。グローバル連携をオンにすると、サイトで投稿を公開できる他のユーザーも連携を使用できます。
すべてのユーザーが連携を利用できるようにするには、「すべての管理者、編集者、投稿者が連携を利用できます」というチェックボックスをオンにします。

注意:連携をグローバルにすると、他のユーザーは自分の投稿をソーシャルネットワークに共有することのみが可能になります。ソーシャルネットワークのアカウントに直接アクセスするなど、その他の操作を行う権限はありません。
新しい投稿を共有する
新しい投稿を作成するときにパブリサイズオプションを設定するには、編集画面右上の緑色の Jetpack アイコンをクリックします。

次に、「この投稿を共有」セクションの下にパブリサイズオプションが表示されます。ここでは、ソーシャルメディアの連携を切り替えたり、新しいサービスを連携したり、投稿が共有されるときに使用するカスタムメッセージを書き込んだりできます。

注意: エディター設定で「公開前チェック」を有効にしている場合は、「公開…」ボタンをクリックした後にもパブリサイズオプションが表示されます。
旧エディターでのパブリサイズ
旧エディターを使用している場合、パブリサイズオプションの外観は多少異なります。新しい投稿を作成するときに、投稿編集画面の「公開」ボックス内にパブリサイズオプションが表示されます。

特定の投稿のパブリサイズサービスを切り替える場合は、連携されているパブリサイズアカウントのリストの横にある「編集」をクリックします。次に、この投稿で使用しないサービスのチェックを外し、カスタム共有メッセージを追加できます。

カスタム抜粋を追加する方法
投稿をソーシャルメディアアカウントに共有するときに、さまざまなメッセージを設定できます。その方法はいくつかあります。最も簡単なのは、投稿を公開する前に、公開オプションボックスのカスタムメッセージオプションを使用する方法です。
カスタムメッセージを追加するには「新しい投稿を共有する」と「旧エディターでのパブリサイズ」の手順を参照してください。
投稿を Twitter スレッドとして共有する
投稿を Twitter に共有するには2つのオプションがあります。
- 1つのツイート:1つのツイートで投稿へのリンクを共有し、任意でカスタムメッセージを追加できます。
- Twitter スレッド:投稿全体 (テキスト、画像、動画) を一連のツイートとして Twitter スレッドで共有します。
詳細については、Twitter のパブリサイズのページをご覧ください。
コンテンツを再共有する
この機能は、セキュリティプランまたはコンプリートプランを利用しているサイト向けです。
パブリサイズを使用すると、公開したコンテンツを、特定の日時に共有または再共有するように予約できます。これは、公開前の予約済みの投稿には機能しません。
投稿編集画面右上の Jetpack アイコンをクリックすると、コンテンツを再共有できます。パブリサイズオプションが表示され、カスタムメッセージの追加、共有するソーシャルメディアプラットフォームの切り替え、連携の管理ができます。次に「投稿をシェア」を選択すると、投稿を再共有できます。

または (WordPress.com の) 「参加サイト」でサイトを選択し、「サイト → 投稿」で共有する投稿を探して、コンテンツを再共有することもできます。投稿の横にある3つのドットのアイコンをクリックし、「共有」をクリックします。

投稿を共有する連携済みアカウントの横にあるトグルをクリックします。テキストボックスが表示されるので、ソーシャルメディアの訪問者に向けたカスタムメッセージを入力できます。

カスタムメッセージを作成しない場合は、デフォルトの共有メッセージ (投稿のタイトル) を使用できます。メッセージが完成したら、「プレビュー」をクリックして共有後の表示をプレビューするか、「投稿をシェア」をクリックして公開します。
パブリサイズするごとに連携済みサービスを選択することで、訪問者に応じたメッセージを作成したり、アカウントごとに異なるメッセージを使用したりできます。
この機能は、現在、カスタム投稿タイプや予約済みの投稿には対応していませんのでご注意ください。
共有を予約する
この機能は、セキュリティプランまたはコンプリートプランを利用しているサイト向けです。
パブリサイズを使用すると、公開したコンテンツを、特定の日時に共有または再共有するように予約できます。これは、公開前の予約済みの投稿には機能しません。
コンテンツの共有を予約するには、(WordPress.com の) 「参加サイト」でサイトを選択し、「サイト → 投稿」で共有する投稿を探します。投稿の横にある3つのドットのアイコンをクリックし、「共有」をクリックします。

左下に「投稿をシェア」ボタンが表示されます。このボタンの横にあるカレンダーアイコンをクリックして、コンテンツを共有する日時を選択します。

メッセージが完成したら、「プレビュー」をクリックして共有後の表示をプレビューするか、「予約公開」をクリックして選択した日時に共有を予約します。
予約された共有にさまざまな連携済みサービスを選択することで、さまざまなネットワーク、訪問者、タイムゾーン用にメッセージを作成できます。
この機能は、現在、カスタム投稿タイプや予約済みの投稿には対応していませんのでご注意ください。
詳細
追加情報
- 投稿を下書きとして保存した場合はパブリサイズ共有されません。
- 固定ページはパブリサイズ共有されません。
- 予約された投稿は、公開するよう予定された時間にパブリサイズ共有されます。
- 既存の投稿を複製するプラグインを使用している場合、そのステータスも複製されます。元の投稿が公開済みの場合、複製された投稿がパブリサイズ共有されることはありません。
- パブリサイズを使用できるユーザー権限グループは、管理者、編集者、投稿者です。ブログの寄稿者は、パブリサイズを使用できません。
- 1人のユーザーが1つのブログで連携できるのは15個、1つのブログで共有できる連携は30個に制限されています。
パブリサイズ内の画像
Facebook と Twitter のパブリサイズでは、通常、次の順序で200 x 200ピクセル以上の画像が選択されます。
- アイキャッチ画像
- 投稿に添付、挿入された画像
- 投稿内のその他の画像 (添付されていないが、リンクされている画像など)
Tumblr のパブリサイズでは、投稿が画像の投稿フォーマットの場合、または投稿の最初の256文字以内に画像が埋め込まれている場合に、画像が表示されます。
パブリサイズをカスタム投稿タイプで使用する方法
デフォルトでは、新しい投稿を公開するときにのみパブリサイズ共有できます。ただし、対象の範囲を広げてその他のカスタム投稿タイプをパブリサイズ共有することもできます。カスタム投稿タイプにパブリサイズサポートを追加する方法は、2つあります。
add_post_type_support()
関数を使用すると、既存の投稿タイプでパブリサイズ共有ができるようになります。これを行うには、functions.php ファイルを編集できる機能プラグインに次のコードを追加します。add_action('init', 'my_custom_init');function my_custom_init() { add_post_type_support( 'product', 'publicize' ); }
「product」を自分のカスタム投稿タイプ名に置き換える必要があります。
- 投稿タイプの登録時にパブリサイズサポートを追加できます。
// Register Custom Post Type function jetpackme_custom_post_type() { $labels = array( 'name' => _x( 'Products', 'Post Type General Name', 'text_domain' ), ); $args = array( 'label' => __( 'product', 'text_domain' ), 'supports' => array( 'title', 'editor', 'publicize', 'wpcom-markdown' ), ); register_post_type( 'product', $args ); } // Hook into the 'init' action add_action( 'init', 'jetpackme_custom_post_type', 0 );
パブリサイズをカスタマイズする方法
パブリサイズにはフィルターも備わっており、プラグインを追加したり、テーマの functions.php
を簡単に編集したり (新しい投稿画面からパブリサイズオプションを削除するなど) して、デフォルトの機能をカスタマイズできます。
パブリサイズから WooCommerce 商品を削除する
デフォルトでは、WooCommerce にはパブリサイズサポートが含まれており、新商品がソーシャルメディアアカウントに自動投稿されます。以下のコードスニペットを追加すると、この機能を無効にできます。
add_action('init', 'woo_publicize_remove'); function woo_publicize_remove() { remove_post_type_support( 'product', 'publicize' ); }
パブリサイズのトラブルシューティング
まず、Jetpack の連携が正しく行われていることを確認してください。正しく連携していない場合、パブリサイズは正常に動作しません。パブリサイズで問題が生じた場合は、トラブルシューティングページを参照するか、お気軽にお問い合わせください。
プライバシーに関する情報
この機能は、デフォルトで無効になっています。WP 管理画面の「Jetpack → 設定 → 共有」で「パブリサイズの接続」セクションの「投稿をソーシャルネットワークに自動共有」設定を切り替えることで、いつでも有効にできます。
サイトのデータ使用に関する詳細情報
使用されるデータ | |
---|---|
サイト所有者 / ユーザー 新しいブログコンテンツをサービスをまたいで共有処理するため、Jetpack のコードベースでは、WordPress サイトの URL、サイト所有者のローカルユーザー ID、WordPress.com 連携サイト ID、2つの自動生成 WordPress.com シークレットアクセストークン (およびこれらのトークンの期限満了のタイムスタンプ)、共有対象の投稿データ (ID、抜粋、コンテンツ、パーマリンクなど) を使用します。サービス固有のアクセストークン (連携済みサービスに対してのみ) も使用されます。アクティビティをトラッキング (詳細については後述) するために、IP アドレス、WordPress.com ユーザー ID、WordPress.com ユーザー名、WordPress.com 連携サイトの ID と URL、Jetpack のバージョン、ユーザーエージェント、参照 URL、参照元 URL、イベントのタイムスタンプ、ブラウザーの言語、国コードも使用されます。 |
サイト訪問者 なし。 |
トラッキングされるアクティビティ | |
サイト所有者 / ユーザー
機能がいつ、どのユーザーによって有効化および無効化されたかをトラッキングします。どの構成設定がいつ (およびどのユーザーによって) 変更されたかについてもトラッキングします。さらに、サイト所有者が新しいサービスと連携した場合に使用イベントをトラッキングします。 |
サイト訪問者
なし。 |
同期対象データ (詳細) | |
サイト所有者 / ユーザー
機能が有効化されているかどうか、およびその機能の設定が、特定のサービスに必要な接続データを含め、どのように構成されているかを識別するオプションを同期します。 |
サイト訪問者
なし。 |