サポートホーム > 執筆 > メール投稿

メール投稿

メール投稿はブログにメールを使って投稿を送信する機能です。メールの送信にはどんなメールクライアントも使えるので、携帯電話やモバイルアプリがインストールされていないスマートフォンなどからもですばやく簡単に投稿を公開できます。

設定方法は以下のとおりです。

  1. メール投稿モジュールを Jetpack 設定画面から有効化する。
  2. 「ユーザー → あなたのプロフィール」画面へ移動する。
  3. 「メール投稿を有効化」ボタンをクリックして特別なメールアドレスを生成する。

もっと詳しく知りたい場合は、以下のセクションをご覧ください。

メール投稿用アドレスの生成

メールから投稿を公開する前に、特別なメールアドレスを生成する必要があります。このアドレスはあなただけの特有なもので、秘密にしておかなくてはなりません (このアドレスを知っている人はだれでもブログで投稿を公開できてしまいます) 。ブログに複数の投稿者がいる場合は、それぞれが以下の作業を行って特別なメールアドレスを取得する必要があります。

  1. Jetpack でメール投稿モジュールが有効化されていることを確認する。
  2. ユーザーアカウントが WordPress.com アカウントに接続されていることを確認する。
  3. 「ユーザー → あなたのプロフィール」画面を開く。

    Post By Email - Your Profile
  4. 「メール投稿」セクションを見つける。

    Post By Email - Enable
  5. 「メール投稿を有効化」ボタンをクリックする。

    Your Post By Email Address

これで、ブログ投稿に使える特別なメールアドレスを生成できました。

メールの送信

メール投稿用のアドレスを取得したら、メールを送信するのは簡単です。

Post By Email - mail example

メールの件名が投稿タイトルとして使われ、本文が投稿のコンテンツとなります。

メールの整形

メールはプレーンテキストまたは整形済みどちらの形式でも構いません。整形された部分はできるだけ残されますが、メール投稿システムはメールが正しく表示されるよう不要な HTML タグを削除します。この起用を活用するにはリッチテキストまたは HTML 形式のメールクライアントを使う必要があることにご注意ください。ほとんどの Web ベースクライアント (Hotmail、Gmail など) とほとんどのデスクトップクライアント (Outlook、Mac の Mail アプリ) に対応しています。リッチテキストまたは整形モードに切り替える必要があるかもしれません。

署名

メール投稿機能は標準の署名ブロックパターンに一致するメール署名を自動的に削除します。以下のように、ラインで区切られた以下の部分にあたります。

--

(ハイフン2つと改行)

また、<hr/> HTML タグ以下の内容も削除し、携帯電話ネットワークの署名も削除を試みます。

お使いのメールシステムがこれらのパターンに一致しないような署名を自動的に追加する場合、[end] という特別なショートコードを文末に追加することによってそれより下の内容を含めないようにすることができます。[end] ショートコードは他に何もない独立した行に挿入し、ショートコードの上には空の行を含めてください。携帯電話ネットワークの署名をメール投稿システム側で削除してほしい場合、詳細をお知らせいただければ検討させていただきます。

添付ファイル

画像添付ファイルは以下のように投稿内に含まれます。

  • 個別画像はインライン表示されます (「個別画像」は次に続く画像がないひとつの画像のことです) 。
  • 複数の画像はギャラリーとして表示されます。

ひとつの投稿に複数のギャラリーと個別画像を含めることもできます。[nogallery] ショートコードを挿入することですべてのギャラリーを無効化できます。

ショートコード

メールに特別なショートコードを埋め込んでさまざまな投稿の設定を行うことができます。

  • [category x,y,z] – カテゴリー
  • [excerpt]抜粋文[/excerpt]
  • [tags x,y,z] – タグ
  • [delay +1 hour] – 投稿の遅延 (予約)
  • [comments on | off] – コメント有効化・無効化
  • [status publish | pending | draft | private] – 投稿の公開状態 (公開/レビュー待ち/下書き/非公開)
  • [slug some-url-name] – 投稿スラッグの指定
  • [title 投稿タイトル]
  • [end] – 署名など、このショートコードより下に書かれた内容は無視される。必ず独立した行に挿入し、直前には空の行を含めること。
  • [slideshow] – 自動ギャラリーをスライドショーと入れ替える。
  • [nogallery] – 自動ギャラリーを無効化し、すべての画像をインライン表示する。
  • [more] - 「続きを読む」タグ
  • [nextpage] - ページ送り
  • [publicize off|yahoo|twitter|facebook] – change パブリサイズ機能オプション (下記参照)
  • [poll]質問と回答[/poll] – Polldaddy 投票を投稿に埋め込む (下記参照)

ショートコードはメール本文のどこにでも含めることができ、すべて小文字にする必要があります。左の角括弧とショートコードコンテンツの間にはスペースを含めないでください。

カテゴリーの指定

カテゴリーショートコードはスラッグと一致したカテゴリーを割り当てます。例えば、

[category holidays,main-dishes]

とすると「お祝いごと」(スラッグが “holidays”) と「主菜」(スラッグが “main-dishes”) というカテゴリーになります。スラッグを指定するカテゴリーはブログにすでに存在している必要がありますので注意してください。もし新しいカテゴリーを追加したい場合は、新しいカテゴリー名を他のカテゴリースラッグと共に記入してください。半角カンマの後の空白は無視されます。

タグの指定

カンマ区切りのタグを指定することで投稿にタグを好きなだけ含められます。

[tags タグA,タグB,タグC]

上記の例では「タグA」、「タグB」、「タグC」という3つのタグが追加されます。タグがまだ存在しない場合は自動的に作成されます。

パブリサイズ設定の変更

Jetpack のパブリサイズ機能を活用するとブログの更新を自動的に外部サービスへ通知できます。[publicize] ショートコードを使って、連携済みのサービスに公開するかどうかをコントロールできます。このショートコードが正しく動作するにはパブリサイズの設定が事前に行われている必要があります。また、パブリサイズを設定済みでショートコードがメールに含まれていない場合、連携したネットワークすべてに通知が送信されます。

[publicize off] – すべてのパブリサイズ共有を無効化。
[publicize twitter] – Twitter のみに通知を送信する。
[publicize twitter]新規ブログ投稿[/publicize] – Twitter のみに通知を送信し、「新規ブログ投稿」とツイートする。
[publicize twitter facebook] – Twitter と Facebook のみに通知を送信する。

メール投稿に複数の [publicize] ショートコードを含めた場合 (例えば [publicize twitter][publicize facebook]) 、2つ目のショートコードのみが使用されます (例の場合 [publicize facebook] のみ) 。

投票の埋め込み

まずPolldaddy アカウントを作成またはインポート してください。設定後、以下のような形式でメール投稿を使って投票を挿入できます。

[poll]
好きな果物は何ですか?

* りんご
* いちご
* みかん
[/poll]

[poll] ショートコードのすぐ後に質問を書いてください。そのさらに後に、新しい行から答えの選択肢をアスタリスク(*)に続けます。最後に、[/poll] ショートコードでリストを閉じます。

さらに、[poll] ショートコードには詳細設定も可能です。

  • type="single | multi | 2 | 3" – 投稿できる回数。デフォルトは single で、一回のみ。
  • style="manga medium"Polldaddy 投票管理画面で設定できる投票の表示スタイル。
  • other="yes | no" – 「その他」の回答を許可するかどうか。デフォルトは no

例えば、幅広の「manga」スタイルの投票を作成し、「その他」の回答を含めて3回まで回答できるようにするには、以下のようにします。

[poll style="manga wide" other="yes" type="3"]

最近見た最悪な映画は何ですか?

* The Love Guru
* Fool’s Gold
[/poll]

投稿公開を遅延させる

遅延用ショートコード では、PHP の strtotime に含まれている時間の形式をすべて使うことができます。例えば、以下のような形式で書くことができます。

[delay +1 hour]

[delay +2 days]

投稿タイトルの入力

通常、投稿のタイトルにはメールの件名が使われますが、一部の携帯電話のメールアプリや MMS ゲートウェイを使ってメール送信した場合など件名を設定できないことがあります。こういった際には、ショートコードを使ってメール本文中で投稿タイトルを指定しましょう。

[title 投稿タイトル]

投稿公開状態の変更

投稿をプライベート表示にしたり、公開する前に他の人にレビューしてもらったりしたい場合があるかもしれません。そういう時には [status] ショートコードを使って投稿ステータスを編集しましょう。
[status private]

ショートコードを含むメールの例

以下のメール投稿は、2日後に「お知らせ」カテゴリーに「ブログ」と「WordPress」タグ付きで公開されます。

メール投稿は、ブログ投稿にもっとも簡単な方法です!

[tags ブログ, WordPress]

[category おしらせ]

[delay +2 days]

  • 目次

  • カテゴリー

  • お問い合わせ

    ヘルプが必要な場合はお問い合わせください (現在英語のみ)。