Photon

Photon は画像を高速処理で表示し編集するサービスで、WordPress.com がホスティングしているサイトや Jetpack に連携したインストール型 WordPress サイト上でご利用になれます。ご利用中のホスティングサービスにあまり負担をかけないままで、読者にすばやく画像を表示できます。

Photon を使い始めるには

ブログダッシュボードの Jetpack ページで、Photon を有効化するボタンをクリックするだけです。サイトの画像はグローバルな WordPress.com クラウドを通じてダイナミックに配信されます。

ヘルプガイド

Photon の動作原理

  • Photon はコンテンツをフィルターに通すだけで、データベース上の情報は変更しません。
  • 現在、投稿された画像およびリサイズされた画像(投稿用サムネイル)に対してのみ動作します。
  • Photon の処理は過去の投稿についても同様に適用され、簡単に有効化・無効化できます。

よくある質問

  • Photon はどうやって配信する画像サイズを決定しますか?
    Photon は画像のタグを調べ、幅と高さの情報を取得します。その後、画像をこの寸法または実際のピクセル値のいずれか小さい方に合わせてから配信します。
  • 幅と高さのタグを変換後の HTML に残しておくことはできますか?
    画像のサイズが元の画像から変わった場合に歪んで表示されないよう、幅や高さの情報は取り除かれます。テーマを変更し、前のテーマより横幅が狭くなるような場合、特に重要になります。Photon を使う利点の一つは、テーマがサポートする横幅を超えないように自動でサイズ調整ができることです。しかしこれは、Photon 側では新しいサイズが何になるか分からないということでもあります。

制限

  • キャッシュは無効化されません。現在のところ、画像は永久にキャッシュ上に残ります。画像を再読み込みしたい時は画像名を変える必要があります。通常「キャッシュバスター」と呼ばれる、適当なクエリからなる変数列を付け加えるやり方はうまくいきません。gif、png、jpg などの画像は、80ポートを通してサーバーから取得された後、サイズを変更して配信されるのみです。世界中の Web サーバーの99.99%までがこの方式です。
  • ほとんどの環境で画像のアップスケール(拡大編集)は行いません。もともと1000ピクセル幅の画像を5000ピクセルで表示させたい場合、Photonではもとの1000ピクセルの画像を配信するだけです。画像をアップスケールするとたいてい画質が悪くなってしまうため、これを避けるためです。
  • もしお使いのサーバーが Photon へ画像をアップロードするのに10秒以上かかってしまうと、アップロードがタイムアウトにより中断され画像の表示が壊れてしまいます。こうなった場合は、画像の名前を変えファイスサイズを小さくしてアップロードし直してみてください。
  • Photon で gif 動画のサイズを変更したり変換を行うと、画像が破損する可能性が高いでしょう。

テーマとプラグインも画像変換のためにPhotonのAPIを用います。このときGETクエリー変数が用いられます。開発者の方は Photon API の例と関連ドキュメンテーションを developer.wordpress.com でご覧ください。

WordPress.com がホスティングしているサイトや Jetpack に連携したインストール型 WordPress サイト上のみでご利用になれます。他のプラットフォームに引っ越した場合や Jetpack の接続を解除した場合は、他の画像生成サービスへ切り替えをお願いします。Jetpack の不正利用や WordPress.com 利用規約への違反があった場合、サイトによる WordPress.com 関連の各種サービス利用を停止します。

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